安く、早く、”それなりのカレー”を作るレシピです。

 

決して極上な美味しさを追求したレシピではありません。

 

”時間がない”

 

”少ない予算で作りたい”

 

↑こんな時のためのレシピです。

材料

必要な材料(4皿分)

名前 備考
カレールー 8皿分の半分 100円ショップにあるような安物でOK
ルウの箱を参考 水分量はカレールウによって異なるので、先入観にとらわれずに箱の裏のレシピはしっかりと確認するべき。
男爵ジャガイモ 1個 「男爵」なら長く炒めないで済む
玉ねぎ 1個の半分 小さければ丸ごと1個
人参 1個の半分 小さければ丸ごと1個
豚の小間切れ 適当 安くて切らずに済む
*ローリエ 1枚 無ければ不要
*生姜チューブ 大さじ1杯 無ければ不要
*ヨーグルト 大さじ1杯 無ければ不要
*赤ワイン 肉に対して目分量 無ければ不要

家にあれば使いたい隠し味(無ければ不要)

*あれば使いたいだけで必須ではない。

名前 入れるタイミング
ウスターソース 小さじ1杯 ルーが溶け切った後
ケチャップ 大さじ1杯 ルーが溶け切った後
生姜ペースト 大さじ1杯 具材を炒める時
ニンニクペースト 大さじ1杯 具材を炒める時
ガラムマサラ 大さじ1杯(目分量) 完成し火を止めた後。辛さと比例するのでお好みの量で。
チョコレート 2~3カケラ ルーが溶け切った後
インスタントコーヒー 小さじ2杯 ルーが溶け切った後
砂糖 大さじ2杯 カレールーと一緒
しょうゆ 小さじ1杯 ルーを入れる前
トマトジュース 水に据え置き 具材を煮込む時(というより水の代わり)
赤ワイン 全体の水の30%に据え置き 具材を煮込む時

作る手順

1.肉の下ごしらえ(*あればやる)

肉の臭みを消したいだけの作業。

 

生姜チューブ、ヨーグルト、赤ワイン、これらが1つもないのであれば、肉の下ごしらえの工程自体要らないので、飛ばして良い。

 

ビニール袋に肉を丸ごと入れて、生姜チューブかヨーグルトを適当に入れて軽く揉む。生姜チューブかヨーグルトどちらかあれば良いし、両方混ぜても良い。量は肉全体になじめる程度の目分量でOK。

 

赤ワインの場合も袋に肉を入れ、赤ワインを入れて揉んでおく。こちらの量も肉全体に染みる程度の目分量でOK。

2.ジャガイモ、人参、玉ねぎを切る。

ジャガイモは皮を剥いて芽を取る。芽だけ取って皮を向かないパターンもOK。

 

人参はとろけるような口当たりを求めないのであれば、皮をむかなくても良い。ただ、その場合はしっかり洗うこと。

 

玉ねぎは線に合わせ、くし型に切る。細かく切ると時間が掛かるので大胆にざっくりと。

3.切った野菜と肉を炒める

玉ねぎ、人参、ジャガイモをレンジで700Wで3分ほど温めてから、鍋に油を入れて一緒に炒める。

 

強火で炒め始め、玉ねぎが飴色になりそうになったら中火に戻す。従来のレシピでは中火で玉ねぎが飴色になるまでチンタラと炒めるが、スピード重視なので無視。

 

豚の細い切はくっつきやすいのでしっかりと広げる。

 

玉ねぎが飴色になったら肉を入れて炒める。小間切れは入れる際に箸でしっかりと1枚ずつ広げて投入しないと丸まってしまう。形のある豚バラなどと違って火が通りやすく焦げやすいので長く炒めないこと。

 

*ニンニクペースト、生姜ペーストがあれば隠し味に一緒に炒める。

4.水を入れて煮込む

カレールウに対して必要な水分量を入れて中火で沸騰するまで煮込む。

 

赤ワインがあったので必要な水分量の30%分だけ据え置き

 

*赤ワインがあれば水の全体の30%を据え置き。トマトジュースがあれば丸ごと据え置き。両方あるのならトマト7:赤ワイン3でもOK。ローリエもあればこのタイミングで1枚入れる。

 

蓋を少しだけ開けて中火で煮込む。灰汁はそこまで気にしなくても良い。

 

ジャガイモと人参を箸でスッとさせれば煮込み終了。

 

*醤油があれば煮込み終わった後小さじ1杯入れ、ちょっとだけ煮込む。

5.火を止めてカレールウを入れる

野菜が柔らかくなったら火を止めてルウを入れる。

 

*砂糖があればこのタイミングで大さじ2杯入れる

6.ルーが溶け切ったら隠し味祭り

カレールウが溶けた後に、ケチャップ、ウスターソース、インスタントコーヒー、チョコレートなど、家にある限りで良いので隠し味に入れる。

 

 

入れた後に数分煮込んでとろみが出たら完成。

 

完成後、ガラムマサラがあれば、最後の仕上げに投入。

 

ガラムマサラは量によって辛さが比例するので、お好みに。

調理記録とレシピの更新

時間には余裕を持つべき2020.6.13

 

水分量でパニクった挙句にドロドロしたカレーが完成

 

過去の調理経験とネットサーフィンの情報武装だけで安くて早いカレーライスのレシピを作ってみた。すぐに試してみようと、その日の晩に作ると決めた。

 

しかし、夜の19時まで寝てしまい、寝ぼけたまま急いで作ろうとして失敗した。

 

失敗の原因は冷蔵庫にあったカレールウの箱と、クリームシチューの箱を見間違ってしまい、水の量を間違えてしまったことだ。同じ緑色の箱が重なって置いてあり、パッケージの裏だけをチラッと見て判断してしまったのだ。

 

後から水を足したりイライラして調理。間違えを修正しながらも無駄に時間を食う。

 

ほとんどが家にあった材料で作れたのはコスパが良くて嬉しいが、結局、手の込んだカレーを作るケースと時間の掛け方が同じで苛立った。

 

味はそれなりに良かった。ドロドロしてたがボチボチ。元々めっちゃ美味しい味のカレーを作るためのレシピではないので、それは良い。

 

安く→成功

それなりの味→成功

早く→失敗

 

結論:比較的には早く作れるレシピだが、だからと言って時間に余裕がない中、急いで作るべきではない。

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